階段みぞ仕上げ
1.みぞを作る方の階段の墨に、立ち上がりと、天場角に定木厚み分(12mm)控えた線を鉛筆で書きます。 これはみぞ仕上がりに定木を張り付けた時、階段仕上がりになるようにするためです。
天場は塗り付けの時、水勾配は必ず取り、きりつけ側を
5mm位高く塗り付けます。墨と架線が違ってもかまいません。
仕上げ方には、鏝で塗って仕上げる方法と、溝の仕上げに合わせて型を組み、少し乾いた頃、型を外して仕上げる、詰め込み方法があります。
塗っても、詰め込んでも、どちらでもいいですが、注意しなければいけない所は、塗った溝が、上下や前後に傾いてはいけない点が最も、難しい所です。
溝が傾けば、階段仕上がりも傾いてしまいます。