浴槽据え付け
最近では、浴槽と浴室が一体になったユニットバスが主流ですが、増改築工事では、浴室の壁のタイル張り替えや、新しい浴槽に取り替えなどあり、左官で浴槽据え付けから、タイル下地までの工事をする事があります。
浴槽の据え付ける上で注意する点は、図面で高さが決まっている場合以外は、下の事項に気を付けて下さい。
* 浴室土間仕上がりの高さは、浴室入り口サッシ下場より、約100mm下に下がっている点。
* 浴室水道配管の中心より約120mm以上下がった所が、浴槽天場になっている点。 (これは水道蛇口が、浴槽側と洗い場側に回転する為に必要な長さです。)
* 浴室土間仕上がりから、浴槽天場までの長さが、約300mmから450mm位になっている点。 (これは風呂に浸かる時、洗い場から浴槽に移るのに出来るだけ無理のない長さです。)
* 浴槽排水の穴の真下に、排水パイプが付いている点。 毛髪などのゴミ取りを付けて、洗い場側に一度流してから、排水する構造は別です。
上の注意点から浴槽天場仕上がりの高さが出ます。この浴槽天場より、浴槽の足までの長さ下がった所が、浴槽の台になる所です。(この長さは浴槽の大きさや型によって異なります)